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HOME > 症状別‐漢方相談 > 慢性腎臓病(CKD)と漢方薬
腎機能が低下してもあまり症状がないため、生活習慣の見直しを行わない方が多くいます。しかし、何も対策しないままでいると腎機能はさらに低下し、ひどい場合は透析治療を受けることになります。
軽度のうちに食事や生活習慣を見直しながら漢方治療で対策してみませんか。
漢方治療は、腎障害に伴う自覚症状を軽減しながら、腎機能の改善や進行を遅らせることを目的としております。
慢性腎臓病(CKD)は、『腎虚タイプ』、『瘀血タイプ』、『水滞タイプ』、『気虚タイプ』などさまざまなタイプがあります。実際には2~3種のタイプが組み合わさっている方がほとんどです。
下記にタイプ別に書いておきます。
腎虚(じんきょ)タイプ
腎虚とは加齢とともに生じる体質です。加齢による腎機能低下はまさしく腎虚によるものと考えます。
対策として腎を補う滋養成分のある補腎作用の漢方薬を用います。
瘀血(おけつ)タイプ
瘀血とは、血流が悪い体質のことです。
腎臓には毛細血管がたくさんあります。その毛細血管が動脈硬化が原因で腎機能低下を引き起こします。動脈硬化症は、加齢、肥満、高血圧、糖尿病などで起こりやすくなります。
対策としまして丹参、三七人参などの活血作用の漢方薬を用います。
水滞(すいたい)タイプ
水滞とは水が停滞している状態です。
むくみや腹水などを生じやすくなります。
対策としまして水分代謝を促進し、身体に貯留した水分を排泄する利水作用の漢方薬を用います。
気虚(ききょ)タイプ
気虚とは気(元気、パワー)が不足した状態です。
疲労倦怠感、体力がない、食欲不振などの他、タンパク尿も気虚によって生じやすくなります。
対策としまして黄耆(おうぎ)という生薬を中心に体力をつける補気作用の漢方薬を用います。
気虚体質の方は同時に血虚体質になりやすいので貧血があれば気血を同時に補う漢方薬を用います。
体表的な漢方薬
鹿茸大補湯、参茸補血丸、八味地黄丸、牛車腎気丸、冠元顆粒、冠心逐瘀丹、桂枝茯苓丸、七物降下湯、当帰芍薬散、五苓散、真武湯、分消湯、猪苓湯、衛益顆粒、補中益気湯、十全大補湯、柴胡剤、黄耆剤など。
※漢方薬は個々の判断で選択しないで漢方薬の専門家に相談してください。
慢性腎臓病(CKD)は体質に合わせた漢方薬で対策しましょう。
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